映画「パーフェクトデイズ」を見た。
GWの真っただ中で劇場は満員御礼、いつもの調子で上映時間ギリギリにチケットを購入し、生まれて初めての立見席へ。実際には立ち見ではなく、観覧席の後ろに安いオフィス用の椅子が並んでいて、そこに座る。腰が沈まないから、正直観覧席よりも座り心地が良かった。
自分で自分をコントロールできる人が羨ましい。
自分が喜ぶ方法を知っている人は大人だなあと思う。私は「これをやりたい」と思っていざやってみても、思ったより楽しくないときがある。期待が実感を大きく上回ってしまうのだ。だから、自分で何かをするよりも、他人からの刺激のほうが楽しめる。予測不能のありがたくない出来事が、何より私を充実させる。
主人公のルーティンをかき乱す登場人物がどれも魅力的で、とてもいい映画でした。特ににこちゃん。